オススメの漫画と小説
お久しぶりです。今回はこれまでに膨大な量の漫画と、ある程度の小説を読み漁ってきた自分がオススメする漫画と小説の紹介です。
まずは漫画部門です。
まずは「HUNTER×HUNTER」です。(以下ハンハン)
ハンハンは言わずとも知れた名作で、伏線の多さやストーリー構成へのこだわりが半端ないジャンプでも指折りの傑作です。ですが問題点として連載ペースが世界一遅く、1年待つことなんてのはざらです。我慢が出来ない人には全くをもってお勧めできません。また、このままのペースでいくと作品が完結する前に著者の冨樫が死ぬ可能性があります。それだけは肝に銘じておいてください。
続いてもジャンプの作品、「BLEACH」です。
BLEACHはハンハンほどの伏線などはないものキャラの個性・多さはもちろん、作画に関してはとてつもない成長を遂げた作品だと思います。全74巻とかなり多いですが、去年に千年血戦篇のアニメ化も決定しましたので自粛期間の今、読んでみてはどうでしょうか。根強いファンがいまだに多いのも頷けるような良作だと思います。
漫画部門最後は「雑貨店とある」です。
3つ目は女性でも読みやすいよう、戦闘物ではなく落ち着いて読めるような作品をチョイスしました。この作品の著者である上村五十鈴先生は前作に「星の案内人」があり、優しいタッチと落ち着いたストーリー構成が特徴です。今作では雑貨店がテーマとなっていますが現実的に考えて、とても理想的と思えるような世界観が描かれていますので、ゆったりとした気分でほのぼのと見れます。
続いては小説部門です。
まず初めに紹介するのは私が好きな小説家である越谷オサム先生の「階段途中のビッグ・ノイズ」です。
この作品は廃部寸前の軽音楽部が色々な問題に阻まれながらも夏のライブを成功させようとする。といった簡単な内容ですが、情景がかなり見えやすく描かれており読んでいると本当に夏を感じれるかのような作品となっています。
終盤では序盤のモヤモヤがスカッとする場面が多くて気持ちがいいです。私はこの作品が好きすぎて6年間以上愛読してます。また越谷オサム先生は「陽だまりの彼女」などの有名な作品も書いていますので、初心者の人でも安心して次の作品に手を伸ばして楽しめると思います。
最後に紹介するのは山田悠介先生の「その時までサヨナラ」です。
こちらは小説を読み始めたいという方にオススメの作品です。山田悠介先生の作品はいい意味で癖がなく、それでいて内容もしっかりと詰まっている作品が多いように思います。山田悠介先生の別作では「リアル鬼ごっこ」などの少し不気味な作品がありますが、「その時までサヨナラ」では真逆の感動物であり、本当に同じ人間が書いたのかと思うような内容になっています。これから小説を読み始めたいといった方は山田悠介先生の作品を手に取ってみてはどうでしょうか?
以上、漫画・小説を読み漁ってきた人間のオススメ作品紹介でした。